看護師は、深刻な人手不足が続いていると言われる仕事の一つです。そのため、いつでも簡単に仕事が見つかると考える人も多いでしょう。
しかし、求人数は月によって大きく変わるものです。より希望に近い職場を見つけたい、満足度の高い転職をしたいという場合は、仕事探しをするタイミングについても考えておくと良いでしょう。
一年の中で、看護師の求人が増えやすい月が、2月と10月です。
4月は新卒採用だけでなく、中途採用も活発に行いたいという医療機関が増えます。
正月明けから徐々に求人が増え始め、2月からは看護師転職サイトに登録する人が増えます。
もう一つ、10月というのは人事異動を行うタイミングに合わせて、採用活動も行いたいという医療機関が多くなるため、求人が増えやすくなります。
お盆明けから求人が徐々に増え始め、9月には多くの求人が掲載されます。
今の医療間、福祉施設を辞めて、新たな職場でチャレンジしたい看護師は、早めに対策を立てると良いでしょう。
希望通りの転職をしたいのであれば、2月や10月のように求人が増えやすい時期を狙っておいて損がありません。
求人が多い時期を狙えば、同期ができやすく職場に馴染みやすくなるというメリットも生まれます。
給与や福利厚生などの条件に満足をしていても、職場に馴染めないと感じるのであれば、仕事を続けていくことは難しくなります。
看護師は、チームワークが重要となる仕事です。
それだけに、より良い転職をしたいのであれば、新しい職場に馴染みやすいタイミングを狙ってみると良いでしょう。
転職について、看護師何年目がおススメのタイミングなのかについては、5年目がよいでしょう。
その理由は以下の通りです。
看護師の5年目ともなれば、中堅看護師として、即戦力として期待できます。
基本的な業務はこなして、プリセプターとしての指導経験もあるでしょう。
業務、指導と両方できるということで、重宝される可能性が高いのです。
また5年目になると、人間関係の機微にも通じてきますし、新しい環境にもなれるのが早いと考えられます。
また採用側としても、同じ職場で5年の経験があれば、多少のことでは辞めないだろうという推測ができるわけです。
したがって、看護師の5年目というのは、転職をするタイミングとしては非常によい時期だと言えるでしょう。