看護師の転職での求人票の見方、チェックポイントのまとめです。
看護師の求人票を探している時には病院によって様々な書かれ方がされていますので、見方が分からないことがあります。
条件に合った職場を探すために見方を知っておくことが大切です。
まずは給与ですが、基本給プラス様々な手当てが毎月支給されるお金となります。
仕事内容によっても大きな差が出る部分であり、勤続年数が長くなればなるほどアップするのが普通です。
賞与と記載されているのはボーナスのことであり、通常は夏と冬の2回が支給されて、昨年度実績何か月分と記載されています。
例えば、4か月分と書かれていれば1年間に支払われた賞与の額が給与の4か月分という意味です。
賞与はその時々の状況によっても違ってきますが、年収を大きく左右する要素の一つですので、必ずチェックしておきたいところです。
諸手当としては、夜勤・通勤・住宅などが支給されます。
これは努める病院によって種類や名称が異なり、金額も違いますので、その都度確認しなければなりません。
手当ての項目が多いと、基本給が少なくてもトータルでいただける額は大きくなりますので、自分の当てはまる項目を考えながらトータルの額を計算してみることをおすすめします。
働く上で勤務時間はとても重要です。
一般的には二交替制と三交替制があり、二交替は日勤と夜勤とに分かれており、三交替は日勤と準夜勤と夜勤に分かれています。
長く勤める上で交替制は必ずチェックしなければならない部分であり、無理の無い働き方をするためにも自分の生活リズムに合ったところを選ぶのがおすすめです。
看護方式については、看護師と患者が一対一で関わって入院から退院までの担当をするタイプと、看護師がチームを組んでリーダーのもとでケアを行うタイプとがあり、2名の看護師が複数の患者を受け持つタイプもあります。
この看護方式によって心理的負担やストレスの受け方なども大きく変わりますので、意外に重要な部分です。
休日休暇について確認すると、週休2日、4週8休など様々な条件があります。
週休2日なら1週間の間に2日休めるのですが、4週8休となると必ずしも1週間のうちの休みが2日とはなりません。
年間休日は一律に与えられている休日の合計数であり、有給休暇は給与が発生する休暇日で労働基準法によって定められている制度です。
他にも結婚や育児などそれぞれの病院で定められている休暇があります。
社会保険は健康保険料や厚生年金保険料、雇用保険料が毎月の給与から天引きされますので、基本給プラス諸手当の額がそのまま支払われるわけではありません。
これらは給与の額によって計算されるものであり、給与が高くなれば支払う額も高くなります。
病院によっては看護師寮があったり、院内保育園があったりと福利厚生も充実しています。
施設を利用する条件などはそれぞれ異なりますので、利用したい施設がある場合には事前に確認することが大切です。
福利厚生の充実している病院は人気があります。
詳しい求人票の見方は、看護師転職ライブラリーの『ナースの求人票の見方/チェックすべき10のポイント』が分かりやすいのでおすすめです。
求人票の見方、チェックすべき項目が分かると、その病院、施設が自分の希望する条件にどれくらいマッチしているか、ある程度事前に分かりますので、入職後のミスマッチも減らすことができます。